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主な特徴

1

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日本人向けに開発

東アジア人の研究結果を採用し、日本人のために開発。

ゲノム全体を俯瞰し、有意差のあるバリアントを採用しています。

*東アジアの方ですと、予測精度に大きな違いはありません。

2

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薬剤応答性

薬の吸収や代謝などに関わる遺伝⼦などの多型を解析。薬剤選択に活用できる医師向けの情報*がアプリに掲載されています。

*日本薬理遺伝学臨床実装コンソーシアム(JCPIC)の提供情報

3

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医療スタッフから結果説明

医療機関を通してのみ受検可能です。医師や保健師、遺伝カウンセラー等から結果の説明を受けることで、検査についての理解を深め、健康意識を高めて、生活習慣の改善に取り組みます。

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グリーンコードは、医療機関で受けられる遺伝子検査サービスです。

遺伝的なリスクが高い病気を、医療スタッフが結果報告します。

STEP

1

60万箇所を超える塩基を検査し、

病気の罹患リスクと関連性の高い

項目を詳細に報告

表紙.jpg
食道がん.jpg

STEP

2

全体が俯瞰できるまとめページがあり
わかりやすい構成

エグゼクティブサマリー.jpg
がん全体.jpg

STEP

3

アルコールなどの体質項目や

薬剤の感受性を示す

遺伝子についても網羅

アルコール紅潮反応.jpg
薬剤応答遺伝子.jpg

STEP

4

医療スタッフが

受検者と一緒にリスク削減のための

アクティビティを選びます

リスク削減説明.jpg
生活習慣レポート.jpg
検査項目

検査項目

(2024年7月現在)

男性:疾患79項目、体質7項目、薬剤応答24項目を解析

女性:疾患84項目、体質6項目、薬剤応答24項目を解析

​男性のみ女性のみ

がん

 

咽頭がん(上咽頭がん) 、食道がん(食道扁平上皮がん) 、胃がん、胃がん(スキルス)、

胃がん(非噴門部胃がん)、大腸がん、肝がん(B型肝炎ウイルス)、肝がん(C型肝炎ウイルス)、

膵がん、喉頭がん(喉頭扁平上皮がん)、肺がん、肺がん(肺腺がん)、肺がん(肺扁平上皮がん)、

乳がん、子宮頸がん、卵巣がん(上皮性)、前立腺がん、膀胱がん、脳腫瘍(神経膠腫)、

甲状腺がん(乳頭がん)、非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病

糖尿病や生活習慣の病気

1型糖尿病、2型糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム、妊娠糖尿病

脳や神経の病気

パーキンソン病、むずむず脚症候群、アルツハイマー病、てんかん、片頭痛、ナルコレプシー

目、鼻、耳の病気

加齢黄斑変性症、中心性漿液性脈絡網膜症、緑内障、白内障、強度近視、乱視、難聴

血管や心臓の病気

高血圧(本態性)、虚血性心疾患(心筋梗塞など)、心房細動、脳梗塞(全般)、アテローム血栓性脳梗塞、

心原性脳塞栓、脳動脈瘤、閉塞性動脈硬化症(ASO)、高安動脈炎(大動脈炎症候群)

肺の病気


慢性閉塞性肺疾患、喘息、特発性肺線維症

胃腸や肝臓の病気

B型慢性肝炎、 C型慢性肝炎、歯周病、十二指腸潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、

肝硬変(原発性胆汁性胆管炎)、肝硬変(C型肝炎ウイルス)、非アルコール性脂肪性肝疾患、胆石症

皮膚の病気

アトピー性皮膚炎、乾癬、ざ瘡(重度)、ケロイド

関節や筋肉の病気


関節リウマチ、痛風(高尿酸血症)、変形性関節症、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、

シェーグレン症候群、強直性脊椎炎、後縦靭帯骨化症、腰椎椎間板変性、骨粗しょう症

腎臓や尿路の病気

IgA腎症、ネフローゼ症候群、尿路結石症(腎結石)

甲状腺の病気

バセドウ病、甲状腺中毒性周期性四肢麻痺

子宮や卵巣の病気

子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症

その他の病気

サルコイドーシス、ベーチェット病

体質

アルコールの分解、アルコール紅潮反応、ニコチン依存症、苦み認識、食塩感受性高血圧、葉酸回路、

男性型脱毛症

薬剤応答

​<遺伝子>

ABCG2、CACNA1S、CYP2B6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A5、DYPD、G6PD、HLA-DQA1

HLA-DRB1、HLA-A、HLA-B、IFNL3、NAT2、NUDT15、RARG、RYR1、SLCO1B1、SLC28A3、TPMT

UGT1A1、UGT1A6、VKORC1

薬剤名はこちら

日本人のために

特徴 1 日本人向けに開発

民族集団による違い

疾患の発症リスク、薬剤応答性に関わる個人差を明らかにする大規模試験は、世界中で行われています。遺伝子と疾患との関連を調査した研究では、日本人集団と白人集団(厳密にはコーカサス人:ヨーロッパ人などを含みます)で異なる結果がでることがよくあります。そのため、白人集団の研究をもとに私たち日本人に当てはめて疾患リスクを判定することは不適切と考えています。具体的には、人種差によってリスク判定結果が80%異なることが確認できています。※

※ 2016年7月、NPO法人こどもたちのこどもたちのこどもたちによって白人用解析プログラムと日本人用解析プログラムでの比較試験を実施。67項目中、53項目(約80%)で、検査結果が大幅に異なることが判明しました。

エビデンス

グリーンコードではすべての項目において、日本人(東アジアの人々)を対象とした研究(ゲノムワイド関連解析研究など)によって得られた結果に基づいて解析しています。さらに近年研究規模が拡大しているため、より信頼性の高い論文を参照して解析データを提供しています。

​解析項目について

日本人に多い疾患を中心に解析しています。がん、心血管疾患、脳血管疾患、生活習慣病や脳神経などの項目に対応しています。また、日本人に多いアルコール紅潮反応に関わる遺伝的多型なども解析しています。

生活習慣の改善

遺伝子検査でリスクが層別化できても、それだけではメリットがありません。NPOこどこが実施する別アプリ(POSRI)で、それぞれの疾患項目についてどのような生活習慣がリスクと関わりがあるのかを閲覧することができます。

薬剤応答

特徴 2 薬剤応答性

概要

医薬品の効き⽬や副作⽤には個⼈差があることが知られています。個⼈差を⽣み出す要因の⼀つとして、薬の吸収や代謝などに関わる分⼦の遺伝⼦や、薬の標的となる分⼦の遺伝⼦に違いがあること(遺伝⼦多型)が考えられます。その遺伝⼦型によって、例えば同じ医薬品でも⼈によって速く代謝されたり、遅く代謝されたりします。活性が⾼い代謝酵素を⽣まれつき持っている⼈では、その酵素によって分解される薬剤はどんどん分解されてしまうことになり、せっかく投与した薬が効きにくくなることがあるかもしれません。この検査では、このような薬に対する体質ともいえる「薬物応答性」に影響する遺伝⼦の型を報告しています。このような検査を薬理遺伝学的検査と呼びます。

注意事項

□ 現時点で、薬物応答性のタイプ分類について、臨床上の有⽤性が確⽴されているとはいえません。

□ ひとつの薬剤の代謝に、複数の酵素が関与することがあります。

□ 検査しているのは⼀部の薬物応答性に関連する遺伝⼦で、他にも遺伝⼦が知られています。

□ 薬物応答性のタイプ分類に関して参考にした論⽂等は⽇本⼈以外を対象にしたものが多く含まれています。

□ 健康を損なう恐れがありますので、受検者個⼈の判断で処⽅薬を中⽌あるいは差し控えないで下さい。

□ 薬剤は副作⽤に注意が必要です。薬剤のご使⽤に際しては医師にご相談ください。

□ この検査結果はあくまで参考資料にすぎません。投薬の必要性および投与量に関しては、主治医が臨床経過をモニ

ターして決定することが必要です。健康を損なう恐れがありますので受検者個⼈の判断で処⽅薬を増量‧減量するこ

とはおやめ下さい。

□ 薬物応答性に関連する遺伝⼦の多型には多くの種類があり、特定のディプロタイプに当てはまらない場合がありま

す。その場合は「*1/*1」や「通常型」などと報告しています。

□ 解析⽅法がシーケンスでない場合は、測定できない多型もあります。(例:HLA-B*15:02、CYP2D6の*4など)

□ 代替薬を提案するときは、他の遺伝⼦で代謝されるものをご確認ください。

□ 次ページの薬剤の使⽤に際してセカンドオピニオンが必要な場合は、医師/遺伝カウンセラーまでご連絡ください。

□ 次ページの項⽬で注意が必要です。

JCPIC

ドクターから

医師向けの情報をアプリに掲載しています。*

*日本薬理遺伝学臨床実装コンソーシアム(JCPIC)の提供情報

特徴 3 医療スタッフから結果説明

概要

がん、心血管疾患、脳血管疾患、生活習慣病や脳神経などの疾患項目では医療者から結果が説明され、リスクコミュニケーションを行うことはとても意義があります。

​エビデンス

トレーニングを受けた医療従事者が結果報告する場合、「10年後にかかるかもしれない病気をコントロールできる」傾向が認められた。*1,2

*1 BMC Res Notes. 2018 Apr 3;11(1):223.

*2 特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのためにが401人を対象に実施しデータを集計。2022年日本人間ドック学会にて村松正明先生(順天堂大学客員教授)が報告

導入事例

医療者は、遺伝子検査を行動変容を引き起こすため、受検者と一緒にどのような生活習慣の改善に取り組むのが良いかを知るためのツールとして利用しています。導入事例はこちらからご覧ください。

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