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すり切れたヒールのままで進みますか

小瀧なつき


女性ならではの病気、子宮筋腫についてのお話です。

子宮を構成する筋肉層から発生する良性の腫瘍で、厚生労働省調べでは月経のある女性の4人に1人が持っていると言われています。良性の腫瘍ではありますが、月経過多、貧血、腫瘍が大きくなる場合は不妊にもつながります。


働き盛り、忙しい子育て、人生真っ只中な時を不安なく過ごしたいものです。



今回ご紹介する研究では159000名のデータを集積、分析し、そのうち子宮筋腫のある5134名と飲酒がどのように関係しているかを調べました。


その結果、

お酒を習慣的に飲む女性は、そうでない人に比べ、子宮筋腫になるリスクが1.33倍高いことがわかりました。

期間は20年以上、

頻度は週に7回以上、

量は1日アルコール20g以上、

お酒の種類は特にビールの場合、筋腫の保有率が高いことが判明しました。


ビール一杯に含まれるアルコールの量は13gなので、単純に考えると一杯を超えて毎日飲み続けるとリスクが上がるということになります。

アルコールの摂取は女性ホルモン代謝を低下させます。それによって女性ホルモンのエストロゲンが増幅し、筋腫の発生を促す要因となっていると推測されます。

アルコール以外の食生活を観察したところ、野菜や果物、大豆を多く摂っている人は腫瘍ができにくい傾向にありました。

このことから、飲酒と共に食生活も重要だと分かります。



お酒が飲めるようになった20歳の頃から早や20年、私もだいぶ大人になった。

そろそろ前だけ向いて進むのではなく、自分のカラダにも目を向けようではないか。足元のヒールにもちょっとガタが来ているかも。きっとメンテナンスを求めているはず。

人生100年、まだまだ、つまずいてはいられない。お酒のペースもカラダのペースもここらで歩調を揃えて、明日からもさっそうと街へ繰り出しましょう。