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健康ご長寿になりたくて

小瀧なつき


生活習慣病の中でも近年増加傾向にある糖尿病。日本では、現在強く糖尿病と疑われる人は約12%と言われています(厚生労働省2017年)。病となって現れるのは、多くが高齢になってからですが、そんな未来を迎えないために今から何ができるのでしょう。



今回紹介するのは日本で行われた研究で、50歳代、中年の男女を2008年から8年間追跡調査し、糖尿病とその生活習慣について観察したものです。食事や運動の他に気をつけたい糖尿病予防策とは?


調査の結果、同居人がいる人はそうでない人に比べて糖尿病になるリスクが15%低いことがわかりました。


また社会的な活動へ参加している人もそうでない人に比べてリスクが11%低いことが判明しています。


その他、友人と定期的に会うことや仕事に就いていることもいい影響にありました。

人と接することの多い人はより健康を維持できているようです。


しかし「人と接することが少ない」一人暮らし、単身赴任者には具体的にどんな悪影響があるのでしょうか?

孤立化するとはつまり…

・食事が偏る。

・すぐに他者からの助けや助言が得にくい環境。

・人の目を気にしない緊張感のない生活は自分のカラダに甘えが出る。

人と接することは良い!では、「すぐに誰かと暮らしましょう!」


などと簡単にフォークダンスの相手を決めるように生活環境を変えることはとてもとても出来ません!


現実、日本の一人暮らしは全体の14.5%で、7人に1人と言われています(国勢調査2015年)。結婚後パートナーがすでに亡くなっている人も含め65歳以上の一人暮らしは今後ほぼ4人に1人になると予測されます。今は一人暮らしがスタンダードな社会に変わりつつあるようです。この社会の変化から考えるといかに一人暮らしの人を「人と接することが少ない」健康悪条件から救えるか、良い生活習慣に導けるかがカギのようですね。


社会は変わった。婚活、少子化対策もいいが、今こそ健やかな一人暮らしの新しいスタンダードを考えようじゃありませんか。実際、一人暮らしの方が、健康なご長寿はでいられるという、AIによる研究データもあるんだそうです。家族と同居するよりも、よっぽど健康的でアグレッシブにコミュニティーにも参加、家事も買い物一人でこなす、自立した暮らしができているんだとか。


諸先輩を見習ってお一人様も、みな様も楽しく健康な生涯を謳歌しませんか。