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キノコは美味しい茸(ダケ)?

小瀧なつき


打撲や、ぎっくり腰などで整形外科の病院にお世話になったことありますか。その待合室で聞こえてくるのは、おばさまたちの相次ぐ不健康の自慢だったりして。


「手首が腫れている」「朝、足がこわばる」「膝や膝が痛い」「股関節が痛い」などみんな各々の悩みの女子トークをくり広げていますが、このおばさまたちの症状は関節リウマチからきてると言えるものも多いのです。関節の内側にある膜が炎症を起こし、痛みとなって関節に現れる病気です。

中年以降の女性に多く見られ、日本人では60〜70万人いるとされます。まだ自分には遠いおばさまたちの病気と思うなかれ、30代からも発症します。将来病気のデパートにならないようにも今から1つ1つ病気の芽はつんでおきましょう。



今回紹介するのは、中国で行われたリウマチ患者1000人と健康な1000人を患者の発症の5年前から追跡、その食生活を調べました研究です。


どんな食べ物を彼らは食べていたのでしょう。


食生活の中で最も効果的だった食材はキノコです。

キノコ類を多く摂っている人は、そうでない人と比べて、関節リウマチになるリスクが33%低いことが分かりました。

他の食事内容も調べましたが、柑橘類、乳製品、魚類、豆類はわずかに効果的でした。

しかし赤身肉、内臓類の摂取、炭水化物の高摂取、またBMI値(肥満指数)が高いとリスクが上がっていました。


さて、キノコがなぜ、リウマチに効くのでしょうか。

その一番の理由は、キノコに含まれるβグルカンという成分が免疫を調整、機能向上の効果を持つからです。

関節リウマチは自分の免疫が誤って自分の正常な細胞を攻撃してしまう「自己免疫疾患」です。ですから免疫に効果的なキノコは抜群な食材なのです。


βグルカンが100g中に多く含まれるキノコ類の一例をご紹介。

・マイタケ、ブナシメジ、エリンギ、シメジ、ヒラタケ、

キノコのパックは約150〜200gなので4分の1パック分を目標にしましょう。


いや〜。ほんとキノコって素晴らしいですね。

菌は菌を制する。フランスでは菌もキノコ同様にシャンピニオンというらしいのですが、菌がカラダのシャンピニオンにも効いて免疫をあげてくれるというのは驚きですね。キノコは美味しい茸(ダケ)じゃなかった。人間のキノコへの愛も深い。松茸、ポチルチーニ、三大珍味のトリュフ。狩の豚だってほんとうは離したくないはずです。みんなが愛するビートルズもキノコヘアだった。

マイタケ、シメジ、シイタケで痛い関節もしなやかにさようなら、さようなら、さようなら。