top of page

導入医療機関様の声

「健康行動を動機付けるための一つの選択肢」

ライフスタイル・カウンセリング

東京ミッドタウン先端医療研究所

認定遺伝カウンセラー

堀尾 留里子 先生

Q1. どういう方に検査をおすすめしていますか?

多因子疾患の遺伝学的検査は研究途上の分野であり、単一遺伝子疾患の遺伝学的検査とは異なり現在のところ有用性に限りがあります。遺伝の専門家として「おすすめする」というより、健康行動を動機付けるための一つの選択肢としてご提示しています。リスクを理解して行動改善のモチベーションに繋げられる方に向いています。

また、リスク認知は人それぞれですので、健康情報に関して不安感の強いタイプの方は、過剰な心理負担が生じることで検査のメリットよりデメリットが上回る可能性があります。検査の限界と生じ得る問題に関しては、事前の丁寧な説明が重要です。


Q2. 受検者からはこれまでにどんなコメントが寄せられていますか?

当院では現在数百名の方がGreenChordを受検していますが、「自分の体質を理解したい」「自分の遺伝子に興味がある」という理由で検査を希望される方が多いこともあり、検査結果に関しては「面白い」「役に立ちますね」「納得感あります」「時間をかけて丁寧に説明してもらえるので分かりやすい」など概ね好意的なコメントをいただきます。GreenChordの薬剤応答性検査で初めて自分に合わない薬があることを知り、持病もあるので検査して良かったとコメントされた薬剤師の方もいらっしゃいます。検査結果では「一般の数十倍のリスク」が提示される場合があり、驚かれる方もいらっしゃいますが、累積罹患リスクの統計データや好発年齢などの情報をお示しし、正しくリスクを理解して頂くようにしています。

ライトな好奇心を持つ一般の方々の遺伝リテラシーを高めるために良い端緒となる印象です。


Q3. 他のサービスと比較してどんなところが良いと思いますか?

まず、医療機関を通じて提供されること。検査前に検査の限界や注意点に関する説明の機会が担保され、結果説明に際しては病歴や健診データに基いた適切なアドバイスを受けることが可能になります。

また、薬剤応答性検査が充実していることも大きな特長です。コモンバリアントの検査の中では現時点で最も有用性が高い分野と考えられます。薬剤に関する報告書も、用量に関する参考情報が記載され臨床現場で使いやすい仕様になっていると思います。

bottom of page