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糖分は当分のまやかし

小瀧なつき


あま〜いスイーツが無性に欲しい!コーラとポテチが食べたいんだ!なんていう日ありますよね?至福のお時間にお邪魔します。カラダと心が欲しているのだから良いのでは?とそんな日が増えていたら、危険なサインですよ。





今回紹介するのは、2017年までの34万7千人を対象に世界中の研究データを集め、うつ病と飲み物の相関性を分析した、韓国の研究です。

うつ病に効く飲み物は、そして悪い飲み物とは、一体何なんでしょうか?


調査の結果、コーヒーを多く飲む人(1日3杯〜4杯以上)はあまり飲まない人(1〜2杯)に比べて、うつ病にかかるリスクが27%低いことが分かりました。

また、お茶を多く飲む人は飲まない人に比べて、リスクが29%低いことも分かりました。お茶の種類では緑茶、無糖の紅茶や、烏龍茶などが効果的で、飲む量は1日1杯でも6杯でも効果はあるという結果でした。


そして、悪影響だったのが、糖分を含む炭酸飲料やソフトドリンクです。

ソフトドリンクを多く飲む人(1日約500ml)はほとんど飲まない人に比べて、リスクが1.34倍高くなることが分かっています。


さて、ソフトドリンクがうつ病に悪いと判明したところで、なぜ、糖分がいけないのでしょうか。

確かに脳のエネルギー源となるのが糖分です。

ヒトは甘いものを摂ると、セロトニンの分泌が促されます。このセロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、落ち込みを和らげたり、感情の爆発を抑えるなど気分を安定させてくれます。

このセロトニンはアミノ酸のトリプトファンを主成分としますが、これを脳に運ぶのに、糖分が活用されます。しかし、運搬係の糖分の方ばかりを多く摂ってしまう。これこそが問題なのです。


と言うわけで、

疲れた脳には甘いものだけでなく、セロトニンの成分、トリプトファンも忘れずに摂りましょう。トリプトファンは良質なタンパク質のお肉、豆、乳製品やバナナ、チョコレートなどに多く含まれます。

豆乳バナナシェーキやホットミルク、おからドーナツなんていかがでしょう。


ちなみに、ソフトドリンクの500mlペットボトルには40〜65gの糖分が含まれており、160kcalほどします。1本で簡単にグビッと糖分オーバーです。



ちょっとひと息の甘やかし過ぎにご用心です。糖はつかの間の幸せを運んできくれるしょう。でも脳はそんな甘くない。甘ったるいだけの、空っぽな糖分列車には騙されません。しっかり幸せホルモン積んで、芯からハピネスを感じましょう。