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密度の高いエレベーターは息苦しい。生き苦しい。

小瀧なつき


腹が空いたらちょうど3時だった。食事代わりにスイーツに手が伸びる方も少なくないと思います。「一日にとる総カロリーが一緒ならばいい」それは、甘いものを食べる都合の言い訳であることに早く気づきましょう。


今回紹介するのは、アメリカの40〜59歳の女性16万人以上を平均12.7年観察し、判明した食習慣と2型糖尿病の罹患リスクの相関性を調べた研究です。具体的的な食べ物ではなく、今回はその食べ物の特徴にリスクの発見がありました。


結果、食事エネルギー密度の高い人はそうでない人に比べて2型糖尿病の罹患リスクが1.24高いことが分かりました。また、食事エネルギー密度の高い人ほどお腹周りも大きい傾向にありました。お腹周りが88cm 以上の人、つまりメタボ傾向の人は(女性90cm以上、男性85cm以上はメタボリックシンドローム) 2型糖尿病のリスクも更に約10%上がります。


食事エネルギー密度とは食べ物の重さに対するカロリーを示します。

・食事エネルギー密度が低い→重くてもカロリーが低いもの。

 野菜、海藻、キノコなど水分と食物が多いものです。

・食事エネルギー密度が高い→軽くてもカロリーが高いもの。

 ケーキやアイスクリームなど脂質と糖分が多いものです。

・食事エネルギー密度が中程度→ある程度の重さである程度のカロリー。

 赤身のお肉、ささみ、豆などのタンパク質単体や、白米、トーストなど炭水化物単体。



具体的な食べ物でエネルギー密度を比べてみましょう

 キャベツ       23kcal/100g (ひと玉は2343kcal/1000g)→低い

 ショートケーキ1個  350kcal/100g →高い

 アイスクリーム     180kcal/100g (一個360kcal/180g)  →高い

 お米         168kcal/100g (一膳250kcal/150g) →中程度

 豆腐          70kcal/100g (半丁140kcal/ 150g) →中程度

 赤身の肉       130kcal/100g →中程度

 ※サーロイン脂質が多い370kcal/100g →高い



せっかく同じカロリーをカラダに積むのなら、ケーキやホイップクリームではなく、お肉とお米の定食弁当を積んだ方が健康に良さそうですね。それでも時には高級いちごのパルフェでココロも満足させてあげるメリハリが健康持続のためには大切かもしれません。カロリーの密度は低めでも人生の密度はリッチにゆきましょう。